動画編集におすすめな安いパソコンまとめ【初心者向け】

After Effectsの推奨スペック・おすすめPCまとめ グラボなしでも大丈夫?MacとWindowsどちらを選ぶべき?

After Effects スペック

「After Effects」はAdobe製品のアプリでも特に重たく、推奨スペックを満たしていないと画面が固まる・処理が遅いなどストレスがたまる原因になります。

結論から言うとクリエイター向け or PCゲーム向けのグラフィックボードを搭載していないと快適に利用できません。

この記事ではAfter Effectsをマルチタスクでも問題なく利用できるPCの必要スペックについて解説し、おすすめのクリエイター向けPCも紹介していきます。

以下の記事でAdobe CCの推奨スペックを紹介しているので、After Effects以外の利用も考えている方は参考にしてください。

関連記事 Adobe CC おすすめパソコン

\価格・用途別に紹介!/

目次

After Effectsの推奨スペック・動作要件

After Effects公式ページから引用

Windowsの動作環境

項目最小動作環境推奨動作環境
CPUCore i7-880以上
Phenom II X4 以上
Core i7-880以上
Phenom II X4 以上
メモリ16 GB32 GB
ストレージ15 GB64 GB 以上
GPU2GB 以上4GB以上
解像度1920 x 10801920 x 1080 以上
After Effects公式ページから引用

Macの動作環境

項目最小動作環境推奨動作環境
CPUApple シリコン製8コア以上
メモリ16 GB32 GB
ストレージ15 GB以上64 GB 以上
GPU2GB 以上4GB以上
解像度1440 x 9001440 x 900 以上
After Effects公式ページから引用

上記がAdobe公式サイトに掲載されている「After Effects用PCの最小・推奨動作環境」です。

スペックにグラフィックボードを要求していますが、「GTX1650」のようなエントリーモデルでも十分です。

しかしこちらはAfter Effectsだけを使う場合(シングルタスク)を想定したスペックです。

実際にAfter Effectsを使う場合、他のAdobeソフトを複数起動したりブラウザのページをいくつも開くといったマルチタスクが頻繁に発生します。

そのためAfter Effectsで快適に作業をするならば、必ずAdobe推奨スペック以上のPCを選びましょう。

重いデータを扱うAfter Effectsでは、バックアップ用の外付けストレージを用意しておくのも良いでしょう。

クリエイター向けの真の推奨スペックはこちら

各パーツ推奨動作環境
CPUCore i7-12700K以上
Ryzen 7 5800X以上
メモリ32GB
ストレージSSD 512GB
GPUGTX 1650以上
RX 6400以上
解像度1920 x 1080以上

After Effectsの性能を最大限発揮するならCPUはCore i7-12700KもしくはRyzen 7 5800X以上、メモリは32GBあれば文句なしです。

上記のスペックなら、After Effectsを使いつつ他のAdobeソフトを動かしたり複数のブラウザを確認するなど「マルチタスクな使い方」でもサクサク動きます。

なるべく快適にAfter Effectsを使いたいのであれば、様々なアプリやブラウザを同時に利用できるハイスペックなPCを選ぶのがおすすめです!

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メモリは最低16GB、理想は32GBを選ぼう

メモリの必要な量
  • メモリは作業机
  • 8GBでの動画編集はフリーズが頻繁に起こる
  • ソフトウェアを2つ以上起動するなら32GBがおすすめ

PCのメモリはソフトの読み込みや実行を管理するパーツであり、いわば「作業机」のような役割を果たしています。

そのためメモリが大きければ大きいほど、スムーズにソフトウェアなどを動かせます。

Adobe Support Communityより引用

After Effectsのような動画編集アプリはメモリを非常に消費するため、8GBのメモリではソフトウェアを立ち上げるだけでフリーズしてしまいます

After Effectsの動画編集には最低でも16GB、After Effects以外のソフトウェアを同時に起動する場合には、32GBのメモリを積んでおくことをおすすめします。

グラボなしPCは重すぎてまともに動かない

  • エンコードに時間がかかる
  • レンダリングに時間がかかる
  • プレビュー画面がカクカクする

グラフィックボード(グラボ)のないPCを動画編集に使うと、エンコードにかかる時間が増えてしまいます。

レンダリングにも時間がかかるため、After Effectsのプレビュー画面がカクカクしてしまい、作業に悪影響が出ます。

快適で効率的に動画編集を進めたいのであれば、グラフィックボードなしのPCは避けましょう。

CPUはCore i7・Ryzen 7の直近3世代から選ぼう

CPUはCore i7-11700K・Ryzen 7 5800X以上がおすすめです

動画編集において、最終的に特定の拡張子で動画を書き出すエンコード処理があります。

CPU性能が低いPCを使った場合、途中でエンコードが止まってしまったり、再エンコードが必要になったりというリスクがあります。

エンコード処理はCPU性能によって書き出し時間が変わるため、なるべく高性能なCPUを選びましょう。

Core i5モデルでも12世代モデル以降であれば動画編集用に最適なので、Core i5-12400以降のモデルならおすすめです。

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After Effects用のパソコンはWindowsとMacのどっちが良い?

Windows Mac 比較

結論:利便性に優れたWindowsがおすすめです

WindowsPCは拡張性の高さ、パーツ交換による長期運用が可能な点が大きな特徴です。

一方で、アプリを最適化したい・Apple製品と連携するケースが多い・いろいろなフォントを使いたい場合には、Macに軍配が上がります。

ただ、Windowsは同スペックのMacより安価で購入できるうえ、一般的にWIndowsPCを使うクライアントが多いです。

総合的に見て、利便性を重視するならWindowsのPCを選ぶと良いでしょう!

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After Effectsにおすすめなパソコン・ノートパソコン一覧

現役After Effectsユーザーが厳選したパソコン・ノートパソコンをBTOパソコンショップの「ドスパラ」「マウスコンピューター」から紹介していきます。

BTOパソコンショップでは、ストレージ・メモリのカスタム注文ができるので、自分の用途に合わせたモデルが購入できることが利点です。

今回紹介するモデルの選定理由

今回紹介するのは、推奨スペックを満たしているものやAfter Effectsを快適に使用できるスペックを搭載しているモデルです。

搭載しているCPUやグラボだけでなく、コストパフォーマンス面なども合わせて選定しています。

Adobe CC推奨パソコンなら「GALLERIA RM7C-R46-C」

GALLERIA RM7C-R46-C

GALLERIA RM7C-R46-C
  • CPU:Core i7-14700F
  • GPU:RTX 4060
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:1TB (NVMe)
\コスパ重視なら!/
209,980 円(税込)

このモデルのメリット・デメリットは?

  • Adobe CCの推奨スペックを満たしている
  • ハイエンドCPUで高速かつ安定した動作が可能
  • SSD標準搭載なのでPC動作も快適
  • ハードディスクの追加ストレージがない

After Effectsを快適に使えて予算を抑えたい場合には、AdobeCCの推奨モデルがおすすめです。

CPUはCore i7、グラボにはRTX4060が搭載されているので、After Effectsの少し重たい編集でも安心です。

もっとクリエイティブな活動をしたい方はストレージの追加やメモリの増設注文を行いましょう。

動画編集用PCの予算を抑えたい方におすすめ!

>>公式サイトで『RM7C-R46-C』の詳細を見る

コスパ抜群で高いCPU性能を誇る「DAIV FX-A5G60」

DAIV FX-I7G60

DAIV FX-I7G60
  • CPU:Core i7-14700F
  • GPU:GeForce RTX 4060
  • メモリ:16GB(8GB×2)
  • ストレージ:1TB (NVMe Gen4×4)
\良コスパモデル!/
259,800 円(税込)

このモデルのメリット・デメリットは?

  • ハイエンドCPUで高速かつ安定した動作が可能
  • 用途に合わせたグラフィクスを選べるなど豊富なカスタマイズに対応
  • 同スペック帯と比較してコストパフォーマンスが高い
  • マウスコンピューターの保証・サポートを受けられる
  • Intel Core iシリーズのCPUを搭載したPCと比較すると若干高値

After Effectsを本格的に使いたい方・クリエイティブな仕事をしている方には、こちらのモデルがおすすめです。

CPUはRyzen7、グラフィックボードはRTX 3060を搭載しているので、容量の大きい4K動画でも快適に編集できるスペックです。

ケースも拡張性を重視したモデルになっており、ストレージの増設や各種機器接続も簡単です。

たくさんの動画を編集しているクリエイターや、大量のデータを請け負っている方におすすめ!

>>公式サイトで『DAIV FX-I7G60』の詳細を見る

GPU性能と価格のバランスが良いノート「GALLERIA R5-RL5」

GALLERIA R5-RL5

GALLERIA A4-R
  • CPU:Core i7-13700H
  • GPU:RTX 4050
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:1TB (NVMe)
\AdobeCC推奨スペック/
184,980 円(税込)

このモデルのメリット・デメリットは?

  • ハイエンドCPUで高速かつ安定した動作が可能
  • 大きな液晶で作業がしやすい
  • ノートPCのため持ち運びに適している
  • ストレージ容量が少ないのでデータ保存には適さない

外出先で動画編集を行う機会の多い方には、こちらのモデルがおすすめです。

CPUはCore i7、グラフィックボードは最新モデルのGeForce RTX 4050を搭載しているので、高解像度の動画やエフェクトを多様した編集も快適なノートPCです。

また、ノートPCですが16型モニターを搭載しているため広い液晶画面で動画編集を行うことができます。

動画編集用に高性能なノートPCを求めているクリエイターにおすすめ!

基本的にノートパソコンはデスクトップよりCPUやGPUの性能が劣ります。
そのため、After Effectsを快適に使いたいなら、なるべくデスクトップパソコンを選びましょう。

>>公式サイトで『R5-RL5』の詳細を見る

After Effectsの推奨スペック・おすすめPCに関するよくある質問

After Effects用パソコンのCPUはIntelとRyzenどっちがおすすめ?

どちらもミドルクラス程度ならスペック差は大きくないため、Intel・AMD製CPUのどちらもおすすめです。

IntelならCore i5の12世代以上、AMDならRyzen5の直近3年モデルなら安心です。

Premier ProとAfter Effectsに違いはありますか?

Premiere Proはすでに用意されている映像や画像、音楽をカットしたり、テロップを入れたりできるツールです。

一方で、After Effectsは動画に差し込むモーショングラフィクスや3D映像などを制作できるツールです。

Adobe推奨スペックに満たない低スペックPCでもAfter Effectsを使用できますか?

起動自体は可能ですが、おすすめしません。
基本的にはAdobe公式の推奨スペック以下だと、起動に時間がかかったり、フリーズする可能性が高まるため、快適な動画編集はできないといえます。

After Effectsの使い方についてマニュアルなどはありますか?

Adobe公式ページで配布されています。

\価格・用途別に紹介!/

After Effectsの推奨スペック・おすすめPCのまとめ

記事の内容を3行で振り返り!
  • After Effectsを快適に使用するにはグラボありPCが必要
  • 利便性重視ならWindows がおすすめ
  • 16GBまたは32GBメモリ搭載のPCを使おう
After Effectsを快適に使えるPCを選ぼう!

After Effectsを使用する場合、Adobe社が発表している推奨スペック以上のPCが必要です。

そのためマルチタスクを意識するなら「真の推奨スペック」をもとに必ずグラボを搭載したモデルを選ぶのが正しい買い方です。

また、利便性の高いAfter Effects用のPCを探している場合はMacPCよりもWindows PCを選ぶと良いでしょう。

動画編集時にはAfter Effects以外のツールを同時使用することもあるため、マルチタスクに耐えられるようメモリにも気を配りましょう。

\価格・用途別に紹介!/

また今回紹介したモデルのブランドの評判については以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事 raytrek 評判

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以下の記事でAdobe CCの推奨スペックを紹介しているので、After Effects以外の利用も考えている方は参考にしてください。

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