動画編集では多くのソフトを同時に開いたり、重たい処理を同時にこなしたりするため、一般的なパソコンより高性能なパーツとスペックが求められます。
現在のパソコンで次のような症状が出ている場合はスペック不足が考えられます。
- 編集中に動画編集ソフトが落ちてしまう
- 動作が頻繁にカクつく
- エンコード時間が遅い
この記事では以下の内容と、BTOパソコンショップで販売されているおすすめのモデルを紹介していきます。
手っ取り早くおすすめの安い動画編集用PCについて知りたい方は以下の箇所からジャンプできます。
- 10万円以下の最安値モデル「Lightning AH5」
- ケースとグラボにこだわって12万円以下「GALLERIA RM5R-G60S」
- クリエイターPCの最安値モデルなら「DAIV FX-A5G50」
- 最安値の動画編集用ノートPCなら「mouse K5」
\おすすめモデルの価格ランキング!/
動画編集におすすめな安いパソコンランキング【2023年10月最新】
この項目では動画編集におすすめな安いパソコンを紹介します。
デスクトップパソコンとノートパソコン両方紹介していますので、スペックの違いや用途の違いに着目して見ていきましょう。
以下の記事でBTOパソコンショップのセール情報をまとめているので、安いPCが欲しい方は要チェックです。
10万円以下の最安値モデルなら「Lightning AH5」
Lightning AH5
このモデルのメリット・デメリットは?
- グラボ搭載のモデルでは最安値
- クリエイティブな分野が得意なAMD製CPU搭載
- HDDも1TB搭載でストレージの容量はバッチリ
- 最新PCゲームを遊べるほどのグラフィック性能はない
- ストレージやメモリは最低限
とにかく安い動画編集用PCをお探しの方はこちらのモデルがおすすめです。
クリエイター向けの構成のパソコンでは各BTOパソコンショップでも最安値となっており、10万円以下でおすすめできるモデルは他にありません。
グラフィックボードはGeForce GTX 1650が搭載されており、動作の軽いインディーゲームを遊ぶには十分です。
動画編集用だけでなくPCゲームもできる必要最低限のスペックを搭載した、安価なデスクトップPCをお探しの方にピッタリのパソコンです。
低価格モデルでもケースとグラボにこだわるなら「GALLERIA RM5R-G60S」
GALLERIA RM5R-G60S
このモデルのメリット・デメリットは?
- 1つ前のモデルよりケースとグラボがランクアップ
- 描画性能が大きく上がるのでエフェクトなどの追加ができるようになる
- 軽いPCゲームにも対応できる
- CPUのスペックは最安値モデルと変わらない
最安値のモデルではありませんが、ワンランク上のモデルならより快適に動画編集ができるようになります。
動画編集作業はパソコンに負荷をかけるため高い冷却性能が求められますが、このモデルはゲーミングPCなので冷却性能に関してはバッチリです。
もちろんゲーミングPCなのでPCゲームを遊べるため、最新ゲームは遊ばないけど軽くPCゲームを遊びたいという方にもおすすめなモデルです。
>>公式サイトで『GALLERIA RM5R-G60S』の詳細を見る
Adobe CCの最新エフェクトを楽しめる「DAIV FX-A5G50」
DAIV FX-I5G1B
このモデルのメリット・デメリットは?
- ゲーム用のグラフィックボードを搭載
- エンコード速度やCGエフェクトを重視したい方におすすめ
- Adobe CCの「After Effects」も快適
- 予算は20万円近くになってしまう
動画編集だけでなくPCゲームも楽しみたい方、実況動画を編集したい方はこちらのモデルがおすすめです。
Adobe製アプリの「Premiere Pro」「After Effects」を使いたい方も安心して利用できます。
なおかつケースはクリエイター向けのフルタワーとなっているため、拡張性はダントツです。
グラボやストレージの増設も楽々行えるため、今後も長く使えるパソコンが欲しい方に最適のクリエイターPCです。
エントリーモデルのノートPCなら「mouse K5」
mouse K5
このモデルのメリット・デメリットは?
- 非ゲーム用のグラボ搭載で動画編集には十分
- 大容量のストレージを搭載
- CPUもCore-i7搭載でマルチタスクに強い
- 最安値のゲーミングノートPCと比較すると高い
- PCゲームを遊べるほどのグラフィック性能はない
なるべく安い動画編集用ノートパソコンが欲しい方にはこちらのモデルがおすすめです。
非ゲーミングモデルのグラボですが、それでも内蔵GPUと比較すると2.5倍のベンチマークスコアがあるため、オンボードで動画編集をするよりは圧倒的に快適です。
CPUもCore-i7の最新モデルを搭載しており、動画編集用ノートパソコンの要件を満たしています。
ただしPCゲームを遊ぶにはグラボの性能は物足りないため、PCゲームを遊びたい場合にはゲーミングノートPCから選びましょう。
動画編集用パソコンの予算とは?安いモデルは最低いくら?
この項目では動画編集用PCの予算について解説をしていきます。
NGなパソコンの選び方も解説していますので、購入予定のパソコンがある場合はそれと比較しながら見ていきましょう。
5万円台の予算では動画編集用PCは購入できない
5万円台の低価格PCでは動画編集に必要なスペックを満たすことができません。
簡単な動画編集の場合でもメモリは16GB・CPUはCorei7以上が必須になり、おおよそ8万円以上するのが一般的です。
「スペックは十分だけど容量が足りなくて編集した動画が保存できない…!」
こんなことが起こらないようにも、SSD・HDDの容量にも十分気をつけるようにしましょう。
まとめると、動画編集に必要なスペックは次の通りになります。
CPU | Corei7以上、Core i5 12世代以降 Ryzen 5以上 |
メモリ | 16GB以上 |
SSD・HDD | 500GB以上 |
最安値で8万円、最高値で50万円と覚えておきましょう。
また、PCゲームをするなら「グラフィックボード」の性能も重要になります。
- 動画編集用のパソコン予算は8万円〜50万円
- PCゲームをするなら予算は12万円以上
- 高fps値でPCゲームをするなら予算は16万円以上
動画編集用PCのために中古パソコンを購入するのはNG
- 商品の状態が正確に把握できない
- スペックが足りていても中身のパーツに異常がある可能性
- 保証が切れている事が多い
スペックが重要な動画編集用のパソコンにおいて、商品の状態が正確に把握できないのはかなりのデメリットになります。
特に動画編集をする場合はエンコードでPCを酷使するため、中古の動画編集用PCの寿命は極端に短い、もしくは購入した時点のスペックが保たれていない可能性が高いと言えます。
故障した際には保証が切れていると修理に高額な費用がかかって新品を購入する金額と変わらなくなったり、売却時の値段が極端に安くなってしまうのです。
中古PCは確かに価格は安く見えますが、長く使うパソコンを購入予定の場合は中古PCの購入は控えるようにしましょう。
家電量販店で買えるようなメーカー製PCは高くつくので避けるべき
ビックカメラやケーズデンキなどの家電量販店で売られている一般的なメーカー製PCは動画編集には向きません。
家電量販店で売られているパソコンはビジネスや家庭のシーンでの利用が想定されているため、動画編集者などのクリエイターが使うパソコンとしては性能が劣り、値段も高くつく場合があります。
動画編集にはメモリの多さや容量の大きさが重要になるので、家電量販店で売られているパソコンは動画編集用のパソコンとしては向いていないと言えるでしょう。
- 家電量販店で販売されているパソコンはビジネス・家庭のシーンでの利用が想定されている
- スペックが足りないものが多い
- 性能を満たすものでも高くつく場合が多い
以下の記事でクリエイターPCの中でも人気の高いDAIVの評判、raytrekの評判をまとめているので、そちらも参考にしてください。
\おすすめモデルの価格ランキング!/
動画編集におすすめな安いPCを買うならBTOパソコンショップがおすすめ
動画編集用のPCを購入するなら「BTOパソコンショップ」がおすすめです。
BTOパソコンショップならパソコンを注文する際にパーツを変更して自分好みにカスタマイズできるので、真に自分が欲しいスペックを持った動画編集用PCを手に入れることができます。
サポートについても多くのショップが力を入れており、メール・電話・チャットでの連絡に対応しているのでパソコン初心者にはうってつけです。
ショップ名 | 値段 | 出荷速度 | サイトの利便性 | サポート | セール内容 |
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
FRONTIER | |||||
パソコン工房 |
当サイトでは上記4サイトをおすすめしていますが、中でも「マウスコンピューター」と「ドスパラ」がクリエイターPC・ゲーミングPCの購入におすすめです。
マウスコンピューターはサポートの手厚さとセールでの値引き率の高さから、PC初心者にうれしい特典が揃っています。
今回の記事ではマウスコンピューターとドスパラから紹介していくので、マウスコンピューターの評判・ドスパラの評判について気になる方は以下の記事を参考にしてください。
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動画編集用PCと一緒にデュアルディスプレイ化を検討しよう
動画編集用PCの購入を検討されている方は、一緒にデュアルディスプレイの導入を検討してみましょう。
動画編集では多くのソフト・素材・ブラウザを同時に開くので、一つのモニターでは作業しにくいと感じてしまいます。
デュアルディスプレイなら片方の画面で編集ソフトを開きながら、もう片方の画面で音源ファイルや画像編集ソフトを開くと作業を更に効率化できます。
- 一つのモニターでは作業がしにくい
- デュアルディスプレイにすると多くのデータを一度に確認できる
- 作業のスピードが格段に上がる
以下の記事でおすすめな動画編集用モニターを紹介しているので、そちらの記事を参考にしてみてください。
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動画編集におすすめな安いパソコンのまとめ
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動画編集用PCを購入予定の方は、CPUとメモリをよく確認して購入するようにしましょう。
もう一度必要スペックについておさらいします。
- CPU:Corei7以上
- メモリ:16GB以上
- SSD・HDD:250GB以上
また、これらを満たすパソコンでも中古PCはNGなことにも注意しましょう。
欠陥品の可能性や保証が切れている可能性があるためです。
今回紹介したパソコンのスペックを確認して、用途にあったパソコン選びを心がけましょう。
- 10万円以下の最安値モデル「Lightning AH5」
- ケースとグラボにこだわって12万円以下「GALLERIA RM5R-G60S」
- 動画編集用PCかつゲーミングPCを探している方へ「DAIV FX-A5G50」
- 最安値の動画編集用ノートPCなら「mouse K5」
コスパを意識したパソコン選びで、快適な動画編集を楽しみましょう!
記事の要点に戻るにはこちらから!
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