有料動画編集ソフトの定番として知られる「Premiere Pro(プレミアプロ)」の使い方について、ライセンス契約料金について解説していきます。
Premiere Proさえあればプロのような動画を手軽に作れるようになるので、これからゲーム実況をスタートしようと考えている方にイチオシの動画編集ソフトです。
この記事ではまだPremiere Proを使ったことがない人に向けて、Premiere Proの導入から使い方を解説していきます。
- Premiere Proの購入方法・利用料金は?
- Premiere Proの無料体験版をダウンロードする方法は?
- Premiere Proの使い方・動画編集方法・使える機能は?
- Premiere ProとAfter Effectsの連携方法
After Effects・Premiere Pro以外のおすすめ動画編集ソフトについて知りたいという方に向けた記事も用意しているので、この記事と合わせてチェックしていきましょう。
Premiere Proの購入方法・利用料金について
- 年間プラン(月々払い):2,480円(税別)
- 年間プラン(一括払い):26,160 円(税別)
- 月々プラン:3,480 円(税別)
Premiere ProはAdobe製の動画編集ソフトであり、利用にはライセンス契約が必要です。
つまり買い切りのソフトではないので、月額・年額のどちらかを選んで契約するシステムになっています。
年間プランは割安になりますが、1年間の契約が終わるまでは解約ができません(解約したい場合は残りの金額の5割が違約金となる)。
月々プランは年間プランよりは割高ですが、「とりあえず1ヶ月使ってみよう」と考えている方におすすめのプランです。
- 年間プラン(月々払い):5,680円(税別)
- 年間プラン(一括払い):65,760円(税別)
- 月々プラン:8,980円(税別)
コンプリートプランも用意されており、Premiere Pro以外のAdobe製品を使いたいと考えている方におすすめです。
3つ以上のAdobe製品を使うなら単体プランと比べて割安になるので、複数のソフトを利用するならコンプリートプランにしましょう。
「Photoshop」「Illustrator」「After Effects」「Audition」など、コンプリートプランには動画編集に役立つ有料ソフトが揃っています。
高性能画像編集ソフト・高性能レコーディングソフトをPremiere Proと同時に利用できるので、プロ並の環境で動画編集を楽しめるようになります。

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Adobe CCを契約する場合、「アドビ認定オンラインスクール」の受講をおすすめします。
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以下の記事でスクールの仕組みについて、おすすめスクールについて解説しているので、もっとスクールについて知りたい方・最も割引率の高い契約方法を知りたい方は要チェックです。
Premiere Proを購入する前に無料体験版を使ってみよう

Premiere Proには7日間の無料体験版があるので、購入する前に体験版で使い勝手を確認しましょう。
体験版の利用にはAdobeアカウントの作成・支払い情報の入力が必要になるので、まずはAdobeアカウントを作成してください。
注意点として7日間の無料体験期間を過ぎると有料プランへと移行するので、契約しない場合は解約する必要があります。
以下の記事でクラック・違法ダウンロードによるAdobeアプリの危険性について解説しています。
「古いバージョンの無料体験版をクラックすれば使い続けられる」という情報を耳にした方は要チェックです。
Premiere Proの使い方・動画編集方法
この項目ではPremiere Proの使い方について、実際の動画編を例に解説していきます。
基本的な方法と少しのテクニックを解説しますが、この編集方法を学ぶだけでもゲーム実況動画は作れるようになります。
Premiere Proにはチュートリアル機能がある

Premiere Proにはチュートリアル機能があるので、購入後はソフト側のガイドラインに従っているだけで動画編集ができるようになります。
購入後はこちらを利用すると高度な編集を学べるのでおすすめです。
新規プロジェクトを作成しよう

Premiere Proで動画編集を開始するには、まず新規プロジェクトを作成して保存する環境をつくりましょう。
新規プロジェクトは名称・保存場所を設定するだけなので、複雑な設定は飛ばしても問題ありません。
動画・音声・画像を取りこむ方法

タイムラインに動画・音声・画像をドラックアンドドロップするだけで素材を取り込むだけで編集が可能になります。
左上の画面からもソースを確認できるので、わざわざメディアプレーヤーでチェックする必要はありません。

Premiere Proは「レーザーツール」を使ってタイムラインの該当箇所をクリックするとカット編集ができます。
レーザーツールのショートカットキーは「C」なので、覚えておくと便利です。
カットした部分を右クリックして「消去」を選択するか、Deleteキーを押すと不要な部分を削除できます。
あとは切り取った部分同士をつなげればカット編集の完了です。
エフェクト機能の使い方

Premiere Proには様々なエフェクトがデフォルトで用意されており、簡単にエフェクトを追加できます。
今回はカットした箇所同士をつなげるエフェクトの追加を解説していきます。
ただカットした部分同士を繋げただけでは不自然なので、「トランジション」を使って自然な編集にしましょう。
画面左下から「エフェクト」を選択し、「ビデオトランジション」を選択してください。
様々なプリセットが用意されているので、特定のファイルをカットした部分の切れ目にドラックアンドドロップするだけで自然な編集になります。
字幕編集のやり方

Premiere Proは「文字ツール」を使い、右上のプレビュー画面から文字を配置できます。
フォントの種類・文字色といった編集は「エフェクトコントロール」のパネルから編集できるので、好みの文字フォントを使いましょう。
字幕が表示される時間はタイムラインから編集できるので、消えるタイミングなどはタイミングとプレビュー画面の再生ボタンからチェックしてください。
編集を巻き戻す

Premiere Proには「ヒストリー」という機能があり、編集した項目が時系列順に表示されます。
表示されている項目名をクリックすると、その時点まで編集段階を巻き戻せるようになっています。
1つ1つ編集を戻すのではなく、一気に編集を戻せるので非常に便利な機能です。
完成した動画をエンコードして出力する

完成した動画をエンコードするには、「ファイル」→「書き出し」→「メディア」からできます。
すると動画を保存するウィンドウが表示されるので、ファイル名・保存形式を選択して「書き出し」を選択するとエンコードが始まります。

エンコードはパソコンのスペックによって時間が大きく変わるので、気長に待ちましょう。
20分の動画でも数時間かかることもあるので、時間が長すぎるからといって中断しても改善はしません。
もしエンコード時間を短縮したいなら、高性能なCPUを搭載しているパソコンが必要です。
NVIDIAハードウェアエンコーダーで高速エンコードが可能
Premiere ProはNVIDIA製グラフィックボードの性能を活かした「NVIDIAハードウェアエンコーダー」というエンコード方式に対応しています。
この機能を使うことによってintel製CPUによるエンコードの3倍~5倍もの速度でエンコードが完了するようになりました。

エンコード画面にて、書き出し設定の形式が「H.264」もしくは「H.265(HEVC)」かつ、エンコード設定が「ハードウェアエンコーディング」になっていると設定は完了です。
前提としてGeForceシリーズのグラフィックボードを搭載していないと利用できないので、ゲーミングPC向けの設定です。
Premiere ProとAfter Effectsの連携方法

Adobe製品同士の連携は「Adobe Dynamic Link」という機能により、別々の作業ファイルでも互換性があります。
これはPhotoshopやIllustratorといった画像編集ソフトも同様であり、Premiere ProやAfter Effectsに限りません。
さらにAfter Effectsを起動した状態であればコンポジションパネルからドラッグアンドドロップでPremiere Proに移動できるので、2つのアプリケーションを起動できる余裕があれば同時作業も可能になります。
After EffectsでPremiere Proの動画を編集する方法も逆手順になるので、Adobe製品同士による連携方法の基本は同じです。
Premiere Proの使い方・導入方法まとめ
Premiere Proは有料動画編集ソフトらしく多機能なので、プロのような編集ができるようになります。
7日間の無料体験版も用意されているので、ライセンス契約をする前に考えられる点で初心者にもおすすめできる動画編集ソフトです。
プリセットの保存機能も優秀なので、動画を1本作成してしまえば一気に編集が楽になります。
- Premiere Proの購入方法・利用料金は?
- Premiere Proの無料体験版をダウンロードする方法は?
- Premiere Proの使い方・動画編集方法・使える機能は?
- Premiere ProとAfter Effectsの連携方法
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