グラボのRTXとGTXの違いとは? RTXならではの機能や互換性について解説

RTXとGTXの違いとは?
以下の内容を解説しています!
  • RTXとGTXの違いについて
  • RTXシリーズならではの機能について
  • 換装用のおすすめグラボ紹介
シリーズの違いを
解説します!

RTXとGTXの違いを簡潔に説明すると、RTXが新シリーズであり、GTXが古いシリーズです。

  • RTX:2018年~現在
  • GTX:2010年~2019年

RTX3060などのRTXシリーズとGTX1660などのGTXシリーズの違いは、性能の違いだけでなく、「リアルタイムレイトレーシング」が搭載されているかの違いになります。

RTXシリーズでは「リアルタイムレイトレーシング」が搭載されており、より高度な処理を可能にすることから、光の反射や影などをとても美しいグラフィックで描画できるようになりました。

この記事では以下の内容を掲載しているので、RTXとGTXの違いについて詳しく知りたい方は参考にしてください。

以下の記事でRTXグラボで利用できるリアルタイムレイトレーシングについて解説しているので、そちらも参考にしてください。

関連記事 リアルタイムレイトレーシングとは?

目次

RTXはGTXより世代が新しい&新機能を搭載している

GeforceRTXの画像
GNVIDIA GEFORCE RTXより引用
  • RTX:2018年~現在
  • GTX:2010年~2019年

RTXはGTXよりも世代が新しいシリーズになります。

GTXシリーズは2019年で新モデルの開発を事実上終了しています。

開発を終了した理由として考えられるのは、RTXのシリーズに搭載されている新機能のためでしょう。

  • リアルタイムレイトレーシング
  • DLSS
  • 可変レートシェーディング

グラフィックを綺麗にする「リアルタイムレイトレーシング」や、ゲームを軽くすることができる「DLSS」、VRゲームの最適化に必要な「可変レートシェーディング」といった機能は、RTXシリーズでしか処理できません

そのため、GTXシリーズより良い機能を搭載できるRTXシリーズに完全移行しました。

いまGTXシリーズを選ぶメリットがあるとしたら、前世代であるゆえの「安さ」になります。

RTXシリーズとGTXシリーズはどれくらい価格が違うの?

エントリーモデルの場合、RTXシリーズは約7万円、GTXシリーズは約4万円と、3万円の差です。

RTXシリーズはハイグレードモデルになると約20万円とかなりの高額になります。

RTXシリーズとGTXのシリーズに互換性はあるの?

GTXとRTXシリーズは、接続スロットが同じなので互換性があります。

中古で買うならどれがいいの?

GTXシリーズのハイグレードモデルであるGTX1080Tiがおすすめです。

中古の場合約4万円で買えるにもかかわらず、RTX3060Ti並の処理能力があるためおすすめです。

GTXシリーズを新品で買うべきなのはエントリーモデルだけ

GTX1660Tiの画像
引用元:4gamer

グラフィックボードは基本的に新製品が出れば旧製品は生産終了となっています。

GTXシリーズのミドル~ハイにあたるモデルは、新品で購入することはほとんどできません

ミドル~ハイに当たる中価格~高価格帯のモデルは、完全にRTXシリーズに移行しており、わざわざ低スペックなモデルを買う理由もありません。

一方でGTXシリーズで最新モデルかつエントリーモデルとなる、GTX 16シリーズであれば新品で購入できます。

GTX 16シリーズ の中でも「GTX1650Ti」「GTX1660Ti」は、最新のゲームでもプレイできるので、コスパが良く、おすすめのグラフィックボードです。

RTXシリーズにはリアルタイムレイトレーシング機能がある

サイバーパンク レイトレーシングオフサイバーパンク レイトレーシングオン

左側がレイトレーシングなし、右側がレイトレーシングありです。
水たまりに映るネオンや光源の色味によって変わる反射を見ればその差は一目瞭然です。

RTXシリーズがGTXシリーズと大きく違う点は、「リアルタイムレイトレーシング」の機能があることです。

リアルタイムレイトレーシング機能によって、「現実に近いリアルな光源」を再現することが可能になります。

「現実に近いリアルな光源」を再現することで、爆発や煙、光や影などのグラフィックを大きく向上させることができるようになります。

以下の記事でリアルタイムレイトレーシングについて詳しくまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

関連記事 リアルタイムレイトレーシングとは?

現行RTXシリーズとGTXシリーズの性能比較(ハイ・ミドル・エントリー)

現行モデルであるRTXシリーズとGTXシリーズの性能比較を行っていきます。

(情報元:PASS MARK SOFTWARE

グラフィックボードの型番と性能差について

下記が現行グラフィックボード(NVIDIA製)のベンチマーク比較です。

スコアが高ければ高いほど高性能になりますが、その分価格も上昇していきます。

現行グラボのベンチマークスコア
GeForce RTX 3080 Ti
26,692
GeForce RTX 3090
26,004
GeForce RTX 3080
24,510
GeForce RTX 3070 Ti
22,656
GeForce RTX 3070
21,927
GeForce RTX 2080 Ti
21,719
GeForce RTX 3060 Ti
19,710
GeForce RTX 2080 SUPER
19,490
GeForce RTX 2080
18,594
GeForce RTX 2070 SUPER
18,156
GeForce RTX 3060
16,612
GeForce RTX 2060 SUPER
16,438
GeForce GTX 1660 SUPER
12,691
GeForce GTX 1660 Ti
11,782
GeForce GTX 1650 SUPER
9,963
GeForce GTX 1650 Ti
7,447

情報元:PASS MARK SOFTWARE

ハイクラスモデル:ベンチマーク比較
RTX3080Ti
26,692
GTX1080Ti
18,077

「RTX3080Ti」と「GTX1080Ti」を比較すると、ベンチマークスコアには約1.5倍の差があります。

どちらもハイクラスモデルになりますが、最新のグラフィックボードであるRTX3080Tiは、圧倒的なベンチマークスコアを記録しています。

ミドルクラスモデル:ベンチマーク比較
RTX3070
21,934
GTX1070
13,420

「RTX3070」と「GTX1070」を比較すると、約1.6倍の差があります。

ミドルクラスモデルはコスパの良いグラフィックボードが多く、GTXシリーズと比較してもRTX3070はコスパの良いモデルと言えます。

エントリーモデル:ベンチマーク比較
RTX 3060Ti
19.795
GTX1660Ti
11,779

「RTX3060Ti」と「GTX1660Ti」を比較すると、約1.7倍の差があります。

エントリーモデルと言えども、RTXシリーズは高いベンチマークスコアを記録しています。

また、RTXのエントリーモデルはGTXのハイクラスモデルに匹敵しており、RTXシリーズの性能が格段に高いことがわかります。

筆者としては、GTXシリーズを中古で買うよりもRTXシリーズを新品で買うほうが、総合的にメリットが大きいので、RTXシリーズを選ぶことをおすすめします。

GTXシリーズの狙い目・おすすめグラボ一覧

GTXシリーズの現行おすすめモデルを紹介していきます。

GTXシリーズはお手頃価格なので、パソコン初心者でも購入しやすい部類です。

GTX1650はノートパソコン向け最安モデル

GALLERIA RL5C-G50

GALLERIA RL5C-G50
  • ディスプレイ:120Hz 15.6インチ 非光沢
  • CPU:Core i5-11400H
  • GPU:GeForce GTX 1650 4GB
  • メモリ:16GB DDR4 SO-DIMM
  • ストレージ:512GB NVMe SSD
  • 重量:約2.0kg
  • バッテリー持続時間:約5.3 時間
\ 格安モデルの決定版! /
122,980 円(税込)

GTX1650はノートパソコン向けのグラフィックボードなので、換装にはあまり向いていません。

モバイル用の位置づけですが、『Apex Legends』を「高設定」「フルHD画質」でプレイしても、100fps以上を維持できます

設定しだいでは144fps以上を目指すことをもでき、かなり快適にゲームをプレイすることができるグラフィックボードです。

GTX1660Tiはコスパ最高のエントリーモデル

ASUS
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GTX1660Tiは、GTXシリーズの中でもコスパ最強といっても過言ではありません。

GTX1660Ti であれば、高負荷のゲームや動画編集などをストレスなく行えます。

『Apex Legends』などのFPSゲームであっても、設定を落とせば120fps以上を維持しながらゲームをプレイすることができます

比較的お手頃な価格帯であるので、自作初心者・グラボ非搭載PCにおすすめのグラフィックボードです。

RTXシリーズの狙い目・おすすめグラボ一覧

この項目では、RTXシリーズの自作向けおすすめモデルを紹介していきます。

RTXシリーズは比較的高価ですが、「DLSS」や「リアルタイムレイトレーシング」など独自の機能が備わっているため、機能面でのメリットはとても大きいです。

RTX3060は最安値でRTXシリーズを楽しめるグラボ

RTX3060はできるだけお金をかけずに最新のグラフィックボードを手に入れたい方におすすめです。

RTX30シリーズの中で1番安価なモデルであり、最新のゲームでも画質を安定しつつ144fps以上を維持しながら遊べます

ゲームはもちろん、高負荷の動画編集であっても難なくこなすことができます。

RTX3070はコスパに最も優れたグラボ

RTX3070は、コスパ重視の方におすすめのグラフィックボードです。

RTX30シリーズの中でもスペックに対する価格が安く、最新ゲームでも「高画質」「フルHD」でも144fps以上を維持しながらゲームをプレイできます。

ただしコスパが良いと言っても10万円以上もする高価なパーツなので、換装よりもゲーミングPC全体の買い替えのほうがお得な場合もあります。

RTX3080なら現行のPCゲームをすべて遊び尽くせる

RT3080は、最高の環境でゲームをプレイしたいという方におすすめです。

RTX3080は、ハイエンド上位クラスのグラフィックボードであり、最新のゲームでも「最高画質」「最高設定」でも144fpsでゲームをプレイできます

240fpsや「4K画質」かつ高設定・144fpsを狙えるタイトルもあるので、とにかく画質とfps値にこだわりたい方向けです。

グラボのRTXとGTXの違いまとめ

記事の内容を3行で振り返り!
  • RTXシリーズが現行モデル
  • GTXを買うなら1660が狙い目
  • RTXでしか利用できない機能も多い
基本はRTXモデルをおすすめします

これまで「GTXとRTXの違い」「GTXとRTXの性能比較」「おすすめのグラボ」について紹介してきました。

RTXはGTXよりも最新のシリーズであり、これからグラフィックボードを買うならDLSSやリアルタイムレイトレーシング機能のあるRTXをおすすめします。

どうしても予算を抑えたい方や、インディーゲームしか遊ばない方のみGTXのエントリーモデルでも良いでしょう。

RTXシリーズのグラフィックボードを手に入れて、最新のゲームを高画質、高設定で楽しんでみてください。

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