推奨スペックが高い・重いゲームは最新のPCゲーム環境の指標になるので、それらのタイトルを遊べるならば他のゲームで困ることはありません。
この記事では「開発元公式が紹介している推奨スペック」が最も高いゲームを調査し、ランキング形式で紹介していきます。
また、推奨スペックを超えるハイスペックゲーミングPCも紹介しているので、そちらも参考にしてください。
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推奨スペックが高い・ゲームランキング・TOP5
- Portal with RTX
- Battlefield 2042(バトルフィールド2042)
- Medal of Honor : Above and Beyond(メダルオブオナー)
- ホグワーツレガシー
- Cyberpunk 2077(サイバーパンク2077)
推奨スペックを網羅している当サイトが厳選した「推奨スペックが高い」「動作が重い」ゲームは上記5つとなります。
以下の項目からゲームタイトルごとの推奨スペックについて、なぜ重いゲームなのかを紹介していくので、購入前の参考にしてください。
グラフィックボードにあまり詳しくない方へ向けたグラフで見る性能比較も用意しているので、そちらも合わせてチェックしてみましょう。
グラフィックボードの型番と性能差について
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【1位】Portal with RTX
発売日 | 2022年12月8日 |
CPU | Intel i7-12700K AMD Ryzen 9 5900 |
メモリ | 32GB |
GPU | NVIDIA RTX 4080 |
『Portal with RTX』はグラボメーカーのNVIDIAがリリースするPortalのMODとも言えるリマスタータイトルです 。
ほぼRTX40シリーズのベンチマークソフトとして作られている面があり、最低設定ですらRTX3060を要求しています。
「NVIDIA RTX Remix」や「DLSS 3」といった技術のデモンストレーション用タイトルなので、RTX 40シリーズ搭載PCを持っている方はぜひプレイしてみましょう。
【2位】Battlefield 2042
発売日 | 2021年11月19日 |
CPU | Intel Core i7 4790 |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
『Battlefield 2042』がベンチマーク用途以外のタイトルでは、現状もっとも高い推奨スペックを要求するゲームです。
GPUにRTXかつ30シリーズを要求してくるゲームは増えつつあるものの、最も重いゲームなのは間違いないでしょう。
なぜなら最大128人で広大なフィールドを使った銃撃戦を行うため、そのぶん要求されるGPUもCPUもハイスペックになっています。
公式の推奨スペックによるとCPUは「Intel Core i7 4790」となっていますが、はっきり言ってスペック不足なので、「Intel Core i7 12700K」程度じゃないと話になりません。
筆者がGTX1080かつ最低画質設定という環境で実験してみたところ、最大fpsは70~80程度という驚きの低さを叩き出しました(GTX1080はApexやフォートナイトなら144fpsでプレイ可能です)。
バトルフィールド2042の推奨スペックについて紹介に解説した記事も用意しているので、気になる方は要チェックです。
【3位】Medal of Honor : Above and Beyond(メダルオブオナー)
発売日 | 2020年12月11日 |
CPU | Intel Core i7-9700K |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA RTX 2080 |
Medal of Honor : Above and Beyond(メダルオブオナー) は今回紹介している唯一の「VRゲーム」です。
VR向けゲームは比較的推奨スペックが高い傾向がありますが、メダルオブオナーはVRゲームでもぶっちぎりで高い推奨スペックです。
第二次世界大戦を舞台にしたハードコアなFPSゲームであり、その分グラフィックやエフェクトに描画能力が必要となっています。
同時期に発売された『Half-Life Alyx』も重いVRゲームとして有名ですが、メダルオブオナーほどではありません。
【4位】ホグワーツレガシー
発売日 | 2023年2月11日 |
CPU | Intel Core i7-8700 |
メモリ | 16GB |
GPU | GTX 1080 Ti |
『ホグワーツレガシー』は「ハリー・ポッター」の世界観を楽しめるオープンワールドRPGです。
オープンワールドタイトルは他ジャンルと比較して推奨スペックが高くなる傾向があり、画質を損なわず遊ぶなら「RTX3070」程度が必要になってきます。
まだリリース前のタイトルなので詳細は分かりませんが、直近で発売されるタイトルの中では格段に重たいタイトルです。
ホグワーツレガシーの推奨スペックについて解説した記事も用意しているので、気になる方は要チェックです。
【5位】Cyberpunk(サイバーパンク)2077
発売日 | 2020年12月10日 |
CPU | Intel Core i7-4790 |
メモリ | 12GB |
GPU | NVIDIA GTX 1060 6GB |
公式から紹介されているスペックだけを見ると大したことはありませんが、実はこのスペックでは画質を落として60fpsも怪しいほど高いスペックを要求しています。
実際のところサイバーパンク公式がプレイデモとして使用していたGPU(情報元)は「GTX1080Ti」というGTX10シリーズで最強のGPUでした。
リリース直後には「重すぎる」「重い上にバグが多すぎる」と話題になりましたが、数度のパッチによって改善されつつあります。
それでもサイバーパンク2077を遊ぶにはRTXシリーズのミドル程度は要求されるため、この順位となりました。
サイバーパンク2077の推奨スペックについて紹介に解説した記事も用意しているので、気になる方は要チェックです。
【番外編】777タウン(サミタ)
スペック更新日 | 2022年10月7日 |
CPU | Intel Core i9シリーズ 2.4GHz 以上 |
メモリ | 16GB以上 |
GPU | NVIDIA RTX3060 以上 |
パチンコ・パチスロを楽しめるサミーの公式アプリ「777タウン(サミタ)」が現行のゲーミングPCでもハイクラスな内容を推奨スペックとして紹介しています。
実際のところは現行最安値のGTX1650レベルでも快適に動くので、こちらのスペックは推奨スペックとしてはかなり過剰に見積もられています。
このように実際の動作環境とはかけ離れたスペックを要求しているケースもあるので、実際の動作環境に基づくデータを調べましょう。
台ごとにアプリをダウンロードする形式なので、ストレージ容量に関してはかなりのボリュームを必要としています。
直近では「RTX2070」以上を要求するタイトルが増えている
ゲームタイトル | 推奨CPU | 推奨GPU | 推奨RAM |
---|---|---|---|
ストリートファイター6 | Core i7-8700 | RTX 2070 | 16GB |
Dead Space(リメイク) | Core i5 11600K | RTX 2070 | 16GB |
ホグワーツレガシー | Core i7-8700 | GTX 1080 Ti | 16GB |
Need for Speed Unbound | Core i7-8700 | RTX 2070 | 16GB |
2022年末~2023年に発売されるタイトルでは、「RTX2070」以上のグラフィックボードを要求が目立ちます。
『ホグワーツレガシー』に関してはRTX2070では推奨スペックに届かない(GTX 1080 Tiの方が要求が高い)ため、すでにRTX3060Ti以上が最新ゲームを最高の環境で楽しめるボーダーラインと言えます。
RTX2070以上を要求する背景としては、PS4やXbox Oneといった旧世代機を切り捨てた開発にあると考えられます。
今後はどんどんRTX2070以上を要求するタイトルがリリースされるので、グラボが型落ちになりそうな方は買い替えを検討してみましょう。
推奨スペックが高いゲーム向け・おすすめハイスペックゲーミングPC

バトルフィールド2042などの最新FPSゲームを遊んでいる筆者が厳選したゲーミングPCをBTOパソコンショップから紹介していきます。
紹介したゲームを遊べるほどのハイスペックなモデルに絞って紹介していくので、一般的なゲーミングPCと比較しても高級なモデルばかりを選定しました。
BTOショップの「ドスパラ」なら取り扱っているモデルが多いため、目当てのグラボを搭載しているゲーミングPCが見つかります。
「RTX 3080」搭載ハイスペックゲーミングPCはこちら
「RTX 3080」を搭載しているゲーミングPCなら、最新ゲームを不足なく遊ぶことができます。
当ランキングで2位となった『バトルフィールド2042』も120~144fps付近で遊べるため、もっとも重いゲームを快適に遊べるほどのスペックです。
4KやVRゲームも楽しめるスペックなので、少し高級な遊びに手を出したい方へおすすめです。
>>公式サイトで『GALLERIA ZA9C-R38』の詳細を見る
「RTX 4080」搭載ハイエンドゲーミングPCはこちら
こちらはなるべく安くRTX40番代のモデルが欲しい方や、DLSS3.0のような新技術を体験したい方におすすめのゲーミングPCです。
「RTX 4080」を搭載しているゲーミングPCなら、将来的に発売されているタイトルでも安心のスペックがあります。
現状ではRTX4080を要求するタイトルは無い(Portal RTXのようなベンチマークタイトルだけ)ので、3年以上は最新ゲームを最高の環境で遊べます。
>>公式サイトで『GALLERIA XA7C-R48』の詳細を見る
「RTX 4090」搭載超ハイエンドゲーミングPCはこちら
「RTX 3090」を搭載しているゲーミングPCなら、あらゆるゲームの推奨スペック自体を気にすることは無くなります。
当ランキングで1位となった『バトルフィールド2042』もウルトラ画質で144fpsで遊べるため、もっとも重いゲームを快適に遊べるほどのスペックです。
DLSSをオンにすれば、4Kウルトラ画質ですら120fps付近で動作できるモンスターマシンとなっています。
>>公式サイトで『GALLERIA UA9C-R49』の詳細を見る
以下の記事でRTX4090のおすすめモデルも紹介しているので、そちらも参考にしてください。
「RTX 3070Ti」搭載ハイスペゲーミングノートPCはこちら
今回紹介しているモデルはノートパソコンながら「RTX 3070Ti」を搭載しているので、最新ゲームを遊べるほどのスペックがあります。
ディスプレイのリフレッシュレートは「165Hz」となっており、165fpsを出力できるゲームなら最高の環境でゲームを楽しめます。
この程度のスペックがあれば 『バトルフィールド2042』も120fps付近で遊べるため、ノートパソコンとしては破格の性能と言えるでしょう。
>>公式サイトで『GALLERIA ZL7C-R37TH』の詳細を見る
推奨スペックが高いゲームのまとめ
- Portal with RTX
- Battlefield 2042(バトルフィールド2042)
- Medal of Honor : Above and Beyond(メダルオブオナー)
- ホグワーツレガシー
- Cyberpunk 2077(サイバーパンク2077)
今回紹介したPCゲームは全て「RTX2070」以上の性能を要求しています。
RTX20シリーズのミドルクラスでさえ公式が推奨しているので、そろそろ本格的にRTX30シリーズへの以降タイミングが迫っているのかもしれません。
実際のところ『バトルフィールド2042』は「RTX3060」を要求しているので、最新のFPS・TPSを遊ぶならRTX30シリーズがベストな選択肢でしょう。
\ 最新RTXシリーズ搭載!/
以下の記事ではFPS・TPSのおすすめゲーミングPCを紹介しているので、ハイスペックモデルを探している方はこの記事と合わせてチェックしてみましょう。