推奨スペックが高い・重いゲームは最新のPCゲーム環境の指標になるので、それらのタイトルを遊べるならば他のゲームで困ることはありません。
この記事では「開発元公式が紹介している推奨スペック」が最も高いゲームを調査し、ランキング形式で紹介していきます。
また、推奨スペックを超えるハイスペックゲーミングPCも紹介しているので、そちらも参考にしてください。
\ 最新RTXシリーズ搭載!/
推奨スペックが高い・ゲームランキング・TOP5
- Portal with RTX
- Kerbal Space Program 2(KSP2)
- Starfield(スターフィールド)
- Battlefield 2042(バトルフィールド2042)
- ホグワーツレガシー
推奨スペックを網羅している当サイトが厳選した「推奨スペックが高い」「動作が重い」ゲームは上記5つとなります。
以下の項目からゲームタイトルごとの推奨スペックについて、なぜ重いゲームなのかを紹介していくので、購入前の参考にしてください。
グラフィックボードにあまり詳しくない方へ向けたグラフで見る性能比較も用意しているので、そちらも合わせてチェックしてみましょう。
fpsは「Frames Per Second」の略であり、1秒に何回のフレーム(画面)を出力できるか?という意味です。
ゲームにおけるフレームレートとは「画面の滑らかさ」を意味しているため、fpsが高ければ高いほどゲームが快適になります。
パラパラ漫画で例えると1秒間にめくる漫画の枚数が多い状態が「fpsが高い」状態であり、漫画の枚数が少ない状態が「fpsが低い」状態です。
上記の画像のとおり、壁から敵が出てくるようなシーンでは明らかに高fpsが有利ということがわかります。
\ 最新RTXシリーズ搭載!/
【1位】Portal with RTX
発売日 | 2022年12月8日 |
CPU | Intel i7-12700K AMD Ryzen 9 5900 |
メモリ | 32GB |
GPU | NVIDIA RTX 4080 |
『Portal with RTX』はグラボメーカーのNVIDIAがリリースするPortalのMODとも言えるリマスタータイトルです 。
ほぼRTX40シリーズのベンチマークソフトとして作られている面があり、最低設定ですらRTX3060を要求しています。
「NVIDIA RTX Remix」や「DLSS 3」といった技術のデモンストレーション用タイトルなので、RTX 40シリーズ搭載PCを持っている方はぜひプレイしてみましょう。
【2位】Kerbal Space Program 2
発売日 | 2023年2月24日 |
CPU | Intel i5-11500 AMD Ryzen 5 3600 |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 3080 AMD Radeon RX 6800 XT |
『Kerbal Space Program 2』がベンチマーク用途以外のタイトルでは、現状もっとも高い推奨スペックを要求するゲームです。
物理演算を使うシミュレーションゲームなので非常に高いスペックが必要になりますが、これほどまで高い推奨スペックを記載するタイトルは類を見ません。
前作の『KSP』も激重&クラッシュ頻発ゲームとして知られていたので、上記の推奨スペックですらメモリやCPUはスペック不足に感じます。
【3位】Cities Skylines II(シティーズスカイライン2)
発売日 | 2023年10月25日 |
CPU | Intel Core i5-12600K/AMD Ryzen 7 5800X |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 3080 (10 GB)/AMD Radeon RX 6800 XT |
Cities Skylines IIの推奨スペックはRTX 3080のハイエンドGPUを要求されており、並大抵のゲーミングPCでは推奨スペックを超えることはありません。
高フレームレート・高画質で遊ぶためには、現行モデルだとRTX 4070 Ti以上のGPUを用意する必要があります。
画質を下げることで推奨スペック以下のGPUでも遊べますが、Cities Skylines IIを最大限楽しむのであれば高性能なゲーミングPCが必要です。
【4位】Starfield(スターフィールド)
発売日 | 2023年9月6日 |
CPU | Intel i5-10600K |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2080 |
『Starfield(スターフィールド)』は推奨スペックにRTX2080を要求しており、RTX2080ですら最高画質では30fpsしか出力ができない点で非常に重たいゲームです。
ベセスダ・ソフトワークス特有の広大なフィールドはもちろん、今作は宇宙を舞台にしている点から非常に高いスペックが必要なタイトルです。
4K解像度で遊ぶにはRTX4080・RTX4090を要求するほどのタイトルであり、特に高解像度における負荷は非常に高いと言えます。
スターフィールドの推奨スペックについて紹介に解説した記事も用意しているので、気になる方は要チェックです。
【5位】ホグワーツレガシー
発売日 | 2023年2月11日 |
CPU | Intel Core i7-8700 |
メモリ | 16GB |
GPU | GTX 1080 Ti |
『ホグワーツレガシー』は「ハリー・ポッター」の世界観を楽しめるオープンワールドRPGです。
オープンワールドタイトルは他ジャンルと比較して推奨スペックが高くなる傾向があり、画質を損なわず遊ぶなら「RTX3070」程度が必要になってきます。
中にはポリゴンのようなグラフィックになってしまったという報告もあり、生半可なスペックでは遊べないと分かります。
パソコンのスペックがホグワーツレガシーに追いつかなかった結果、化け物だらけのゲームと化してる pic.twitter.com/XWUSaLtEfl
— アバラ (@abara_cha) February 10, 2023
ホグワーツレガシーの推奨スペックについて解説した記事も用意しているので、気になる方は要チェックです。
【圏外】Cyberpunk(サイバーパンク)2077
発売日 | 2020年12月10日 |
CPU | Intel Core i7-4790 |
メモリ | 12GB |
GPU | NVIDIA GTX 1060 6GB |
「重たいゲームと言えば」で有名だったサイバーパンク2077ももはや圏外に位置しています。
実際のプレイ環境は5位の『ホグワーツレガシー』とほぼ同等の重さではありますが、それでも数度のパッチによって改善されつつあります。
ただし2020年末当時としては非常に推奨スペックが高く、実際のところサイバーパンク公式がプレイデモとして使用していたGPU(情報元)は「GTX1080Ti」というGTX10シリーズで最強のGPUでした。
ただし大型アップデート「仮初めの自由」ではより高いスペックを要求されるため、再度ランクインの可能性もあります。
サイバーパンク2077の推奨スペックについて紹介に解説した記事も用意しているので、気になる方は要チェックです。
【番外編】777タウン(サミタ)
スペック更新日 | 2022年10月7日 |
CPU | Intel Core i9シリーズ 2.4GHz 以上 |
メモリ | 16GB以上 |
GPU | NVIDIA RTX3060 以上 |
パチンコ・パチスロを楽しめるサミーの公式アプリ「777タウン(サミタ)」が現行のゲーミングPCでもハイクラスな内容を推奨スペックとして紹介しています。
実際のところは現行最安値のGTX1650レベルでも快適に動くので、こちらのスペックは推奨スペックとしてはかなり過剰に見積もられています。
また、「777タウン(サミタ)」はプレイする機種によってスペックが左右されるため、液晶がない昔の機種などはグラボがなくても遊ぶことができます。
このように実際の動作環境とはかけ離れたスペックを要求しているケースもあるので、実際の動作環境に基づくデータを調べましょう。
台ごとにアプリをダウンロードする形式なので、ストレージ容量に関してはかなりのボリュームを必要としています。
直近では「RTX2070」以上を要求するタイトルが増えている
ゲームタイトル | 推奨CPU | 推奨GPU | 推奨RAM |
---|---|---|---|
パルワールド | Core i9-9900K | RTX 2070 | 32GB |
ストリートファイター6 | Core i7-8700 | RTX 2070 | 16GB |
Dead Space(リメイク) | Core i5 11600K | RTX 2070 | 16GB |
ホグワーツレガシー | Core i7-8700 | GTX 1080 Ti | 16GB |
Need for Speed Unbound | Core i7-8700 | RTX 2070 | 16GB |
2022年末~2023年に発売されるタイトルでは、ジャンルを問わず「RTX2070」以上の要求が目立ちます。
『ホグワーツレガシー』に関してはRTX2070では推奨スペックに届かない(GTX 1080 Tiの方が要求が高い)ため、すでにRTX3060Ti以上が最新ゲームを最高の環境で楽しめるボーダーラインと言えます。
RTX2070以上を要求する背景としては、PS4やXbox Oneといった旧世代機を切り捨てた開発にあると考えられます。
今後はどんどんRTX2070以上を要求するタイトルがリリースされるので、グラボが型落ちになりそうな方は買い替えを検討してみましょう。
推奨スペックが高いゲーム向け・おすすめハイスペックゲーミングPC
バトルフィールド2042などの最新FPSゲームを遊んでいる筆者が厳選したゲーミングPCをBTOパソコンショップから紹介していきます。
紹介したゲームを遊べるほどのハイスペックなモデルに絞って紹介していくので、一般的なゲーミングPCと比較しても高級なモデルばかりを選定しました。
BTOショップの「ドスパラ」なら取り扱っているモデルが多いため、目当てのグラボを搭載しているゲーミングPCが見つかります。
「RTX 4070Ti」搭載ハイスペックゲーミングPCはこちら
GALLERIA XA7C-R47T
「RTX 4070Ti」を搭載しているゲーミングPCなら、最新ゲームを不足なく遊ぶことができます。
当ランキングで4位となった『バトルフィールド2042』も144fps付近で遊べるため、もっとも重いゲームを快適に遊べるほどのスペックです。
4KやVRゲームも楽しめるスペックなので、少し高級な遊びに手を出したい方へおすすめです。
「RTX 4080」搭載ハイエンドゲーミングPCはこちら
G-Tune FZ-A9G80
「RTX 4080」を搭載しているゲーミングPCなら、将来的に発売されているタイトルでも安心のスペックがあります。
「RTX4070Ti」よりコスパは良いとは言えませんが、それでも「RTX4070Ti」より約30%の性能向上があるため、少しでもスペックを上げたい方向けのゲーミングPCです。
現状ではRTX4080を要求するタイトルは無い(Portal RTXのようなベンチマークタイトルだけ)ので、3年以上は最新ゲームを最高の環境で遊べます。
>>公式サイトで『GALLERIA XA7C-R48』の詳細を見る
「RTX 4090」搭載超ハイエンドゲーミングPCはこちら
G-Tune FZ-I9G90
「RTX 4090」を搭載しているゲーミングPCなら、あらゆるゲームの推奨スペック自体を気にすることは無くなります。
当ランキングで1位となった『バトルフィールド2042』もウルトラ画質で144fpsで遊べるため、もっとも重いゲームを快適に遊べるほどのスペックです。
DLSSをオンにすれば、4Kウルトラ画質ですら120fps付近で動作できるモンスターマシンとなっています。
以下の記事でRTX4090のおすすめモデルも紹介しているので、そちらも参考にしてください。
「RTX 4070」搭載ハイスペゲーミングノートPCはこちら
G-Tune E5-I9G70BK-A
今回紹介しているモデルはノートパソコンながら「RTX4070」を搭載しているので、最新ゲームを遊べるほどのスペックがあります。
ディスプレイのリフレッシュレートは「240Hz」となっており、240fpsを出力できるゲームなら最高の環境でゲームを楽しめます。
この程度のスペックがあれば 『バトルフィールド2042』も140fps付近で遊べるため、ノートパソコンとしては破格の性能と言えるでしょう。
>>公式サイトで『G-Tune E5-I9G70BK-A』の詳細を見る
推奨スペックが高いゲームのまとめ
今回紹介したPCゲームは全て「RTX2070」以上の性能を要求しています。
RTX20シリーズのミドルクラスでさえ公式が推奨しているので、そろそろ本格的にRTX30・40シリーズへの移行タイミングが迫っているのかもしれません。
最新ゲームの多くは「RTX3060」から快適に遊べるラインになってきているため、スペック不足の方は買い替えを検討しましょう。
\ 最新RTXシリーズ搭載!/
以下の記事ではFPS・TPSのおすすめゲーミングPCを紹介しているので、ハイスペックモデルを探している方はこの記事と合わせてチェックしてみましょう。